年が明けて仕事が始まった方も
多いと思います。
今年の目標、抱負など
考えられた方も多いのでしょうね。
どんな目標を立てられたのでしょうか?
私自身も改めて考えてみました。
自分で会社をやっている人
いわゆる経営者の場合、
会社をどうしたいのか?
そういうのが目標の中心でしょうか?
わりとわかりやすいですよね。
一方で、私のように
会社に勤めている人の場合には
目標というのは、自分で自由に
決めていないことが多いですよね。
勤め人の目標設定は自由ではない?
最初に、会社の目標があって
その中で、部署の目標があって
その中で、それぞれのグループの目標があって
そして、その中での個人の目標がある
そんな感じですね。
なので、あまり、自分自身と
直結していないというか
すこし他人事のような部分が
あったりしますね。
これは大きな会社の場合には
やむを得ないことだと思います。
自分の考えていることが
そのまま会社に反映されることは
ほとんどありません。
無理にでも反映させようと思えば
非常に大きなタスクと時間が
必要になってきます。
しかも、最終的にそれが
認められるかどうかはわかりません。
自分ですばらしいアイデアだと思っても
なかなかそれが実現することはありません。
会社でのアイデア実現は難しい?
もちろん、まったく可能性がゼロ
ということではありません。
そうやって会社を変えた人は
少ないながらいらっしゃいますね。
そのようなケースは、
サクセスストーリーとして
一人の社員が会社を変えたということで
テレビで取り上げられたり、
本になったりしています。
でも、これは、珍しいから本になったり
ドキュメンタリーになったりするわけです。
日常的に起きているなら
テレビにも本にもなりません。
それくらい難しいことだということですね。
もちろん、否定するわけではないですよ。
トライしてみる価値はあると思います。
ただ、かなり難しいということです。
勤め人は目標設定やアイデアは不要か?
では、会社に勤めている人の場合、
個人的な目標もアイデアも
不要なんでしょうか?
そんなことはないですよね。
会社がどうであれ、
会社での自分の立場がどうであれ、
最終的に自分がどうなりたいか?
そこを考える必要がありますよね。
極端に言えば、会社がどうこうというのは
社長や経営層が考えることです。
もちろん、社員なら、そのための協力はします。
でも、自分のことは自分で考えましょう。
最終的に自分がどんな人間になりたいか?
死ぬときにどうありたいか?
人生で自分は何をしたいのか?
自分は何をしたいのか?
それを考えることは大切ですね。
死ぬときに自分は何をしたのかを
しっかりと言えるかどうかです。
「自分はこれだけのことをやった!」
「どうですか?あなたはできますか?」
死ぬ時に、こんなふうに、
周りの人に言いたくありませんか?
問題は自分がどんな人間になりたいかです。
会社がどうだこうだということではありません。
会社というのは、あくまで
自分の人生の中の一コマです。
会社イコール自分の人生ではありません。
そう考えると、すこし、
毎日が面白くならないでしょうか?
会社に人生を乗っ取られた
そんな感じにもならないと思います。
会社をどうやって利用するか?
むしろ、どうやって
会社を自分の人生の中で利用してやろうか?
そのくらいの意気込みでも
いいんではないでしょうか?
会社の中にあっても
自分というものを殺さないために
そして自分を生かすためには
「自分はどうなりたいのか?」
「最終的にどんな人間になりたいのか?」
そこをいつも考えておくことが
大切なのではないかと思います。
私の場合は、定年まであと2年です。
そこからが面白くなるようにしたいですね。
人生の最後に、自分がどうありたいか?
今後、今までよりも一層、明確にしていかないと
いけないことだと思っています。
さて、あなたはどんな人間になりたいでしょうか?
ムッシュスカラー