今日は、列車が、
少し遅れています。
そんなとき、あなたなら
どうしますか?
なんで、遅れているんだよ。
困るんだよ。ほんとにもう。
なんてことばかり考えていますか?
それとも、ちょうどいいや、
この時間に、ちょっと
調べたかった事をググってみよう、
とか、考えてますか?
時間のお取り置きは出来ない
時間管理、タイムマネジメントとか
よく言われますが、時間というのは
取っておく事は出来ないですよね。
たとえば、今から1時間、
ちょっと、都合が悪くなったから、
これからの1時間は、
明日の10時からにプラスして、
明日の10時から11時を2時間にしよう!
なんてことができたら、どれだけいいかと
よく思うのですが、それは不可能です。
そもそも、時間そのものを、
長くしたり、短くしたり、
過去にもっていったり、未来にもっていったり、
なんて事はできません。
時間はコントロールできません
時間というのは、
人間がコントロールできないものです。
今というこの瞬間は
二度とやってきません。
「時は金なり」ということわざがありますが、
本当は、時間はお金よりも貴重です。
お金は、一時的に失っても、
後から取り返す事はできます。
しかし、時間だけは、
どんなにがんばっても
後から取り返す事はできません。
すでに使ってしまった時間を
改めて使いなおすということはできません。
もちろん、誤解のないように書いておくと、
だからといって失敗をしてはいけない
ということではありません。
失敗してはいけないということではない
失敗する時間がもったいない
なんて言い出すと、
身動きが、とれなくなります。
問題は、どれだけ意識して、
時間というものを、主体的に
使っているかということです。
なにをするでもなく、
休憩ということでもなく、
なんとなく、ボーッとしている時間は、
おそらく、もったいない時間なんだろうなと思います。
働く時は働く、休む時は休む
働く時は働く、休む時は休む。
どっち付かずではなく、
そのときそのときの時間を
意識して過ごす、楽しむ。
そうなると、人生もっと
充実しそうですよね。
ただ自分自身、
まだそこまでの境地には達していません。
なので、おそらく、そうだろう
としか言えませんが、
おそらく、普通の人の2倍くらいの
時間の濃さで、生きられたら
すごいだろうなと思います。
普通の2倍の時間の濃さならすごい
そうなれば、
「わが人生に悔いなし」
と胸を張って、言えるのかもしれません。
まあ、そこまでの話になると、
人生観の問題になりますね。
「そこまで、がんばってどうするの?
もっとゆったりと生きないと。」
という人もいらっしゃいます。
もちろん、その意見が間違いだなんて思いません。
そういう意見もOKです。
いろいろな考え方がありますからね。
時は金よりも大事
いずれにしても、
時間は取り返すことが出来ない。
時間はお金よりも貴重である。
今日は、そんなお話でした。
こうやって文章を書いている間に、
列車の遅れも、少しずつですが、
短縮されてきたようです。
時は金なり?
いえ、時は金よりも大事、
そういうことです。
ムッシュスカラー