だれでもあると思います。
身近な人に言われた一言が
グサッと胸に突き刺さってしまって
立ち直ろうとしても
どうもうまくいかなくて
心がモヤモヤして
なかなか晴れないということ。
全く知らない、通りすがりの人に
なんだかんだ言われても
それはあんまり気にはなりません。
けっこうきつい言葉であっても
わりとすぐに忘れています。
身近な人の場合、ダメージが大きい
でも、それが身近な人の場合、
毎日顔を合わせるわけですから
なかなか忘れることができず
けっこう長く引きずるということですね。
できればそういうことにならないように
言うことすることには気をつけていても
それでも、そういうことは起きてしまいますね。
身近な人というのは
けっこうやっかいです。
こちらの思っていることの
けっこう深いところまで
よく知っています。
なので、いい加減に答えていたら
それもすぐにわかってしまいます。
うまくいっているときはいいのですが
うまくいかなくなったとき、
これはけっこう難しいですよね。
そういう時にどうするか?
では、そういう時にどうするか?
もっともすばらしい対応策は
さっさと自分の気持ちを取り直して
昨日までの自分とは違う自分になること
これに勝るものはありません。
でも、これは、おそらく
人生の達人というような
ほんとうにごく一部の
ハイレベルの人たちしか
できないことなんじゃないかと思います。
もちろん、以前に書いたとおり
最初から無理だと思ってしまったら
すべてが無理になりますから
少しくらいはできるようになるように
努力は続けていくのがいいです。
昨日よりは少しは人間として成長できたかな?
昨日のダメージを自力で
少しは回復することができたかな?
そんなことにトライしてみるのがいいと思います。
それ以外の方法として
それ以外の方法としては
あきらめることがあります。
モヤモヤするのはどうしようもない
そんなこと気にしてもしかたない
そのうちに気も晴れるだろう
まあ、しゃあない
と言う感じで過ごすことです。
ある意味、これが瞬時に出来れば
悩むなんてことはなくなります。
5分前のことなんか気にしない、引きずらない
これはとってもたくましい生き方なのかなと思います。
ただ、一方で、このやり方では
自分のやってきたことに対する
検証、改善というのが
ないがしろにされてしまう可能性があります。
モヤモヤするときに
なぜ、そんな状態になってしまったか
その原因を突き止めて
それを変えていくということも
やっぱり大切ですね。
やっぱりバランス感覚が大切
なので、このケースでも
やっぱりバランス感覚というのが大切ですね。
過去のことにこだわっていたら前に進めない
それはそれで真実です。
しかし、過去の経験を元に
よりよい未来を作っていく
これも真実です。
「過去にこだわること」
「過去の経験を参考に改善すること」
このふたつのことは
一見同じような感じですが
実際には全くちがいます。
モヤモヤしている時というのは
過去にこだわっているときでしょうか?
モヤモヤを吹っ切るためには
なぜそうなったかを冷静に振り返ること
自分のモヤモヤの原因が何なのかを
たとえば紙に書き出してみるとかして
自分を冷静に見直してみることですね。
紙に書き出して冷静に見直してみる
そうすれば、ただ悩んでいるよりは
ずっと早くにモヤモヤから離脱できます。
とはいえ、それをやっても
なかなかモヤモヤが消えないくらい
ダメージを受けることもありますね。
その場合は、時間薬しかありません。
時間が過ぎれば、少しずつ
傷は癒えていきます。
時間を味方につけることが重要ですね。
あせらないで、ゆっくりとかまえることも
時には必要です。
まあ、人間、完璧ではありません。
完璧な人間なんていうのはいません。
そもそも「完璧な人間」などという
言葉の定義が不明ですよね。
完璧な人間なんていない
モヤモヤしてしまったら、
いろいろと試してみるといいですね。
「自分の場合、どうしたら早く回復するか?」
そういうふうに考えているときは
かなり自分を冷静に見ることができています。
ただ悩んでいるよりはよほどいいです。
いい意味でもがくということは
大切なことだと思います。
ムッシュスカラー
PS:身近な人を、「妻」とか「夫」と読み替えると、今日のお話はわかりやすいかもしれませんね。