こういうブログでも、
広告でもそうですが、
人の心を動かす文章というのは、
ある特定のひとりの人に向けて
書かれているものほど、
反応が良いんだそうです。
これは手紙を考えると、
よくわかります。
手紙の場合、相手は一人です。
その人に向けて書いています。
手紙が心に響く理由
「あなたに伝わりますように」
そういう気持ちで書いています。
だから伝わるのですね。
逆に、不特定多数に向けた広告というのは、
なかなか、相手の心を動かす事が出来ません。
それは、なぜかというと、
特定の相手を想定出来ていないので
内容が広く浅くなってしまって、
ボヤっとしてしまいがちだからです。
出来るだけ多くの人に伝えよう、
あの人にも、この人にも伝えよう、
そう思って、いろいろなことを
盛り込もうとするあまり
どれも中途半端になってしまいます。
広告が心に響かない理由
そういう文章をみると、読む方は、
「ああ、これはわたしのためのものではないな。」
そう感じて読むのをやめてしまうんですね。
手紙との違いは、まさにここに有ります。
手紙は、あなたのために
完全にカスタマイズされたもの。
一方、よくある広告は、
できるだけ多くの人にうけるように書いたもの。
どちらがみた人の心を動かす内容になるかは、
火を見るより明らかです。
なので、広告も、本当に
見る人の心を動かしたいなら
本来は、一人一人に向けて
書けばいいんですよね。
一人一人に向けた広告がベスト
もちろん、現実には、
お客さんの数だけ
別々の広告を作ることは不可能です。
なので、ひとりの個人を想定して、
その人に向けて書くということです。
そうすれば、その想定した人と
同じようなタイプの
お客さんの心には、響くはずです。
不特定多数向けの文章よりも、
よほど、心に響く可能性は高くなります。
どんな人に、読んでもらうのか?
どんな人にむけて書いているのか?
これは、広告だけでなく、
会社の中のいろいろな報告など、
全ての文章を書く時に、
常に考えておくと良いですね。
社内の報告にも利用できますね
あなたの伝えたいことが
しっかりと伝わる文章が、
書けるようになると思います。
ちなみに、このブログは、
若い世代の人達向けです。
もちろん、そこには、
「気持ちだけ若い」
自分自身も含まれています。
もし、あなたが私よりも年上でも、
若い世代と同じ気持ちをお持ちであれば、
読んでいて多少は面白いんじゃないかと、
勝手に思っています。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
ムッシュスカラー