まちがった本の読み方

あなたはどのくらい本を読んでますか?
1カ月に1冊くらいですか?
えっ?1カ月に10冊?
えっ?全然読んでない?

最近では、スマホが本の代わりになっていて
紙の本を読むというのは
かなり少数派になりつつありますね。

で、今日は本の読み方について
すこし、触れてみたいと思います。

あなたが、本を読んでいて、
「おっ、これはすごいいい事じゃん。」
と思ったら、とりあえずそこで
本を読むのをやめるのがいいらしいですよ。

そこで、本を読むのをやめる?

もちろん、それは、いったん
読むのを中断するということで
続きを読んではいけない
ということではありません。

なぜ、いったん読むのをやめるかというと
「これは良いことだ、やってみよう!」
と思ったとしても、その時に、
「でも、本は最後まで読まないと!」
と考えて、そのまま、続きを読み続けてしまうと、
本を読み終わってみれば、
「よっしゃ、これはいただき!」
と思ったところは、ほとんど
頭から抜けてしまっているからなんですね。

せっかく、最初に読んだ時に、
パッと頭に浮かんだアイデアも
それは、おそらく自分のことに
置き換えた貴重なアイデアですが、
それも、一緒にどこかに消えてしまうからです。

本は最後まで読まないといけない?

「本は、最後まで読まないといけない」
なんていうことはありません。
途中で「これは良い」というところがあれば
そこで本を置いてしまってかまいません。
最後まで読まなくても誰も文句はいいません。

何のために本を読むかにもよりますが
自分の行動を変えるために読んでいる本なら
それでOKではないかと思います。

「本を最後まで読まないといけない」
というのは、小さい時から刷り込まれてきた
一種の先入観のようなものですね。
気にする必要はないと思います。

「読書」の先入観は気にしない

「本は最後まで読まないといけない」
そんなことを気にしていると
本を読むこと自体が
とても大変なことのようになってしまいます。

それで本を読むのが嫌いになる人
けっこう多いんじゃないかと思います。

そもそも、本を一冊、
最初から最後まで通して読んで
それで、読んだ本の内容を
すべて覚えているなんてことは
あり得ません。

どうしても全体像が知りたいなら
さらっと目を通すくらいで十分です。

で、気になるところがあれば
印をつけておいて、そこだけ、
後でしっかりと読み直したらいいですよね。

少なくとも、最初から最後まで
一言一句、丁寧に読む
そんな必要はないということです。

本は「目を通す」くらいでOK

そう思えば、本を読むのも気楽になります。
実際には、「読む」というより、
「目を通す」という感じです。

極端に言えば、「目次」だけ
さっと読んでもいいですよね。
また、「まえがき」と「あとがき」だけでも
それなりに雰囲気がわかります。

そうやって気楽に、多くの本に触れること
そうすることで、いろいろな考え方に
ふれることができますよね。

本は、費用対効果が
非常に優れているものだと言われています。
高い本でも、数千円程度です。
そのくらいの投資で、
著者の人生に触れることが出来ます。

費用対効果は抜群

実際に著者に会いに行って
話を聞かせてもらおうとすると
いったいいくらかかるかわかりません。
それに比べれば安いものです。

もし、あなたも
最近本を読んでないなあと
思われているなら、ちょっと
本を手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

ムッシュスカラー

PS:なので、「本を何冊読んだ」とか、本の冊数を気にすること自体、あまり意味がありませんね。1冊ではなくて、その本の、1行だけ、1ページだけでも、何か得られればOKです。

PPS:ちなみに、小説などは、目を通すだけではつまらないので、ゆっくり、一言一句味わって読んだ方がよいと思います。

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