予定を決めていたのに変わった時どうするか?

先日、今日の予定は
前日の夜までに決めておく、
そうすると、当日の予定は
サクサクと進んでいきやすい、
なんてことを書きました。

とはいえ、予定というのは、
前触れもなく変わるものです。
仕事の予定もそうですし、
家族の予定などは、もっとそうですね。

たとえば、今日は、
奥さんと、一緒に、
ちょっと遠いところにある
ショッピングモールに
車で、お出かけしようということで
前日の夜に話していたとします。

で、当日の朝になって、
奥さんがこう言うわけです。

「えっと、昨日は、ショッピングモールに
行きたいと思ったんだけど、
今日は、こっちのショッピングセンターで
セールがあるという広告があったの。
だから、今日は、こっちのショッピングセンターに
行こうと思うの。いいかな?」

と言ったとします。
あなたなら、どうしますか?

「何、言ってるんだ。
今日は、あっちのショッピングモールに行く、
と言ってたじゃないか。
こっちはその予定で考えていたんだ。
それは、ダメだ。」
と言えますか?

「ああ、そうなの。
セールがあるんだね。
だったら、そっちにしよう。
私はかまわないから。」

私の場合は、そう答えます。
というか、いつもそう言っています。

前にも書いたことがありますが、
自分とパートナーは、
正反対の性格です。

自分とパートナーは正反対の性格

なのでこちらが、予定通り、
きっちりとやっていくタイプなら、
相手は、どちらかと言えば、気まぐれに、
その日の気分で動くタイプです。

なので、いくら、こちらが
予定通り、時間どおりに
きっちりと、スケジュールを
こなすように考えていても
たいていはその通りにはなりません。

無理に予定を通そうとすれば、
パートナーとの関係が、
ものすごく悪くなります。
これは、まず間違いありません。

これは、どちらが正しいとか
そういう問題ではありません。
あえて言えば、お互いに、
自分が正しいと思っています。

お互いに自分が正しいと思っている

だから、相手に変わってほしい
と思うわけですね。

相手に対して
「自分が思うように考えてほしい。」
「自分が思うように動いてほしい。」
そう考えるわけです。

でも、そもそも二人は、
性格が反対です。
たいていの場合、
相手は、自分の思惑とは
反対のことを考えて、
反対の行動をします。

どんなにこうなってほしいと
こちらで考えても
相手は、そのようには
ならないということです。

つまり、いくら望んでも
「相手は変わってくれない」
とうことです。

相手は変わってくれない

では、どうするか?

無理にでも、自分の思うようにさせますか?

1回、2回くらいは、それで
何とかなるかもしれませんが、
それが続くと、どうでしょうか?

二人の間は、あっという間に
ギクシャクするようになりますね。

だとすると、どうすれば
いいでしょうか?



そうですね。
「自分が変わるしかない」
というわけです。

ただ、相手に合わせて、
自分が変わるばかりだと
何か、自分ばっかり
損をしているような気がしませんか?

自分ばっかり損をしている?

実際問題、確かに、
相手の思うようになるだけで
自分の意見が通らないのですから、
そうなりますよね。

でも、そこはしたたかに
いかないといけません。

相手の思う通りにしているのだけど
最終的には自分が思うように
動くことができるように
いろいろと考えてみるわけです。

たとえば、当初の予定通りに
いかなくなった時のために、
あらかじめ、プランBを用意しておきます。

もともとのショッピングモールに行ったら
あれをして、これをしてと
考えていたのがプランAです。

でも、パートナーの気が変わって、
もし、それがダメになった時には、どうするか?
別のパターンになった時には、どうするか?
そこを考えておくのがプランBです。

プランBを準備しておく

もし、別のショッピングセンターに
行くことになった時には、
これをやることにしよう。
というように、プランBを
事前に考えておくことです。

もちろん、このプランBというのは、
明確に予測できる場合もありますし、
そもそも予測できない場合もあります。

ちなみに、パートナーの性格を、
よくわかっていれば
パートナーがどういう行動をとるか、
ある程度の予測はできますね。

なので、パートナーの気まぐれが原因で、
予定が変わる場合には、
これまでの経験を参考にすれば、
プランBは比較的立案しやすいですね。

でも、パートナーの気まぐれ以外の
まったく予想外の出来事の場合、
これは、どうしていいかは
その時に考えるしかありません。

全く予想外なら、その時考える

さすがに、3種類、4種類の
ケースを想定して、
プランC、プランDまで
考えるというのはやりすぎなのかなと思います。

でも、「自分には、プランA、これしかない。」
というのでは、柔軟性に欠けますね。
その予定が変わったら、
どうしようもなくなってしまいます。

性格が正反対であるパートナーとの間で
様々な行動のすり合わせが
柔軟に出来るようになるといいですよね。

そうなれば、仕事でも、
いろいろな人と、上手に
コラボしていけるようになる、
そんなふうに思います。

とにかく、一番難しいのは、
会社の人や、近所の人ではありません。
一番身近なパートナーです。

そこが、上手にマネジメントできれば、
仕事でのマネジメントは、
思ったほど難しくないのかもしれませんね。

少し極論かもしれませんが、
ちょっとだけ、記憶にとどめていただいて
身近な人との人間関係を
よりよくしていただければと思います。

 

ムッシュスカラー

 

PS:なぜ、身近な人が難しいかと言えば、嫌でも顔を合わさないといけないからですね。家の外の人の場合、「会わない」という選択肢が取れますが、家の中の人は、「会わない」という選択肢はほぼ不可能です。なので、どこまでいっても、一番難しいのは、家の中の人ということになりますね。

PPS;今日のブログは、自分が予定通りにきっちり物事を進めたいタイプなので、その目線から書きました。逆に、自分の性格が気まぐれで、その時の気分で予定をどんどん変えるタイプの人の場合、パートナーの見え方は全然違うということです。パートナーから見ると「この人、なんて頭が固いのかしら。信じられない。」というように見えるんだろうと思います。要は、お互い様ということですね。

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