楽しむこと

赤い花

人生というのははかない。
だからこそ、すべて楽しんで
全うしたいと思う。

これは、私の人生の師匠の言葉です。
なかなかしびれる言葉だと思いませんか?

この言葉になぜしびれるのかというと
その人は、それを実行できているからです。

そして、私たち普通の人にとっては、
それが頭でわかっていたとしても
なかなか実行が出来ないからです。

素晴らしいが、実行できない

それくらい、いつも、
私達は、眉間にしわを寄せて
毎日の生活を送っています。
あなたもそうではありませんか?

意識をしていないと
とても怖い顔になっているという人が
おそらく多いんじゃないかと思います。
私自身も、何も意識せずに歩いている時の
顔はとっても怖いとよく言われます。

一方で、たぶんほとんどの人が、
難しい顔をしている人よりも
笑顔の人に心を引かれます。
眉間にしわを寄せている人よりは
楽しそうな顔をしている人に引かれますね。

怖い顔よりは笑顔がいい

もちろん、中には、
難しい顔をしている人がいい、
眉間のしわがかっこいい、
なんていう方もいらっしゃるので
みんながみんなそうだとは言いません。

ただ、人生を楽しむという観点からは
笑顔、それも心の底からの笑顔ですね。
それが出てくるようになると
人生を楽しめている感じがしますよね。

じゃあ、どうしたら人生を楽しめるのか?

人生を楽しむということでは
やはり人との関係が大きいですね。
つまるところ人間関係です。
なんだかんだ言っても
人生というのは人との関係の連続です。
それが楽しくなければ
どうしたって楽しくなりません。

よく「豊かな人生」という言葉も使われますね。
この「豊かな人生」というのも
もちろん、人によって定義は違います。
ただ、その前提にあるのは
やはり「豊かな人間関係」なのだろうと思います。

「豊かな人間関係」というのは
いわゆる「孤独」とは、
正反対なものなんだろうと思います。
素敵な人達に囲まれて
楽しい人間関係のなかで生きていく
それが、豊かな人生なんだろうと思います。

孤独と正反対の人間関係

楽しい人生、豊かな人間関係というのは
今、はやりのFacebookやTwitterなどの
SNSでつながっているということではありません。

スマホの画面の文字や写真だけではなくて、
実際に顔を合わせて話ができる関係、
心でもつながっている人達との関係、
そういうのが「豊かな人間関係」なのかなと思います。
少し抽象的ですが…。

SNSで何万人の人とつながっている
たとえ、そうであっても、
孤独感を、日々感じている人は
たくさんいらっしゃるようですよ。

何万人とつながっていても寂しい

現実に目に見える人とつながっている
心の深い部分でつながっている
そういう実感はSNSだけでは
なかなか得にくいのかなと思います。

SNSのネットの中の空間ではなく
実際に、手を取ることが出来て
体温を感じられる空間で
人とのつながりを持っていければ
人生は豊かなものになる可能性が
高くなるのだろうと思います。

いずれにせよ、人間というのは
歳を取るにつれて、
どんどん孤独になっていくと
世間ではよく言われています。

世間は世間、自分は自分

でも、そういう世間一般の考え方など、
一切気にしないで、歳を取るにしたがって
益々、素敵な人間関係が増えていく
そういう人生を歩みたいものです。

人生、終わりの時が頂上だ。
それが理想ですよね。

 

ムッシュスカラー

PS:もちろん、人生の終わりの時までに、
自分がいなくなった後、残った人達に迷惑がかからないように、
しっかりと手を打っておくことは必要です。
自分だけよければそれでいい、ではないですよね。
そこまでやっておけば、
それこそ、「我が人生に悔いなし」
と言い切れるのでしょうね。

「楽しむこと」への1件のフィードバック

  1. 昨日に続き、『そうだな・・・」と考えさせてもらっております。
    現場を離れ、数字に追われず、上司の叱責も無い・・・楽になったはずなのに、張り・甲斐の無い毎日でもあります。
    俺って身勝手だなと思います。
    自分の年齢と置かれた環境をだいぶ受け入れられるようになってきました。
    毎日、落ち着いて、拝読させて頂き、読み返し、自分に置き換えて考えさせてもらっております。感謝です。

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