悔しくて…

通勤電車の車内
通勤電車の車内です。

最近,自分の中で
「これをやるぞ!」
と決めたことがあります。

それは何かというと
「約束を守る。」
ということです。

約束を守る

実は,自分が勤めている会社の
部署のミーティングでも
この下半期の目標ということで
発表した言葉です。

で,この
「約束を守る。」
というのは,
自分自身との約束も含みます。
というか,自分自身との約束を守ることが
自分自身の最も重要な目標です。

ライザップ風に言うと
自分自身にコミットする
ということですね。

普通に考えて,
自分自身との約束を守れない人が
他人との約束を守れるとは思えませんし,
実際,自分自身との約束を
簡単にほごにするような人は
基本的には信用できません。

こんな人いませんか?

「ああ,確かにそうは言ってたんだけど
あれは,やっぱり無理だったよ。
ごめん,ごめん,まあまあ。
悪い悪い,ははは…。」

なんて普通に言ってる人,
他の人はどう言われるかわかりませんが
私なら,そういう人は信用できません。

なので,これまでずっと
自分自身が信用できなかった
ということになりますね。

そうです,自分自身が
まさに,そういう人だったんですね。
お恥ずかしい…。

で,
「やっぱり,それじゃあいかんだろう!」
ということで,この10月からは
自分自身との約束は
何があっても守るぞ,
と心に決めたわけです。

このままじゃあいかんだろう!

でも,実際にやってみると
いきなりです。

仕事でどうしても予定よりも
時間がかかるものがあって
それで,締め切りを
延長してもらわざるを得ない案件が
発生してしまいました。

もちろん,勤め人ですから
限界はあります。
会社での仕事は,自分が
思うように調節ができません。

「これはやる,これはやらない。」
それを,完全に,自分の意思だけで
決めることができないので
約束が守れないことが
出てくることがあります。

しかし,そうはいうものの
もう一方で,自分自身と
取り決めた約束,
現実とは矛盾する約束になりますが
コントロールできない仕事も含めて
かならず定時で退社する,
こちらの方が守れず
ちょっとイラっとしていました。

定時退社が自分との約束です

仕事好きな人からすると
定時に帰るのが自分との約束なんて
変な奴だと思われるかもしれません。
実際,私も,ずっとそう思ってました。

でも,退社時間を厳守するというのは
実際にやってみるとかなり難しいのです。
一日の仕事時間を見積もって
突然入ってくる仕事があっても
必ず定時には仕事を終える。
これって,めっちゃ優秀でないとできません。

誤解の無いように言っておきますが
終了時刻前から,退社時間になるまで
ブラブラ遊んでいるような人
そういう人は最初から問題外です。

想定しているのは,
定時で帰り,かつ人の何倍も
仕事をしている人です。
密度の濃い仕事をしている人です。

密度の濃い仕事をしている人

そういう人は,自然に
仕事が終わるのではなく
計画的に仕事を終わらせる,
それができるということです。

つまり約束が守れる,
締め切りが守れるということの
一番わかりやすい事例ですね。

どんなに俺は人より働いている,
と言われたところで,
何時に終わるか明言できない人を
信用することはできませんし,
一緒に仕事をしたいとも思いません。

いつまで時間がかかるかの
見積もりができない,
あるいは,時間の見積もりを
しようとしないというのは
なんだかなあという感じです。

時間の見積もりは人生の見積もりにつながる

これは人生の見積もりとも
ある程度通じるものが
あるような気がします。

人生できるだけやって
行けるところまで行こう。
それで満足じゃないか?

そういわれることがありますが,
本当にそうなんでしょうか?
人生でも締め切りがあるからこそ
頑張れるのではないでしょうか?

あなたはどう思われますか?
行き当たりばったりで
それで人生が終わって
悔いは残らないでしょうか?

「俺は,必ず,ここまで行くぞ。」
そのためにはいつまでにどこまで
到達している必要がある?
1年後はどうなんだ?
そのためには今どうする?

いつまでにどこまで行くか?

こういう考え方が
おそらく戦略的な考え方
と言われているらしいです。

確かにそうやって考える方が
ただ黙々と淡々と頑張るよりは
たぶん,とっても面白い,
そう思うようになりました。

とにかく頑張るんだ。
先のことは考えずに頑張るんだ。
精一杯がんばればそれでいいんだ。
頑張ることこそが美しい。

なんていう考え方は
ちょっとなあ…。
今はそう思っています。

人間,頑張るために
人生を生きているわけじゃあない。
人間は,幸せになるために
成果を出すために生きている
頑張るのは手段であって
頑張ることそのものは目的ではありません。

一生頑張るだけでいいか?

頑張ることが目的に
すり替わっている人
結構多いみたいです。
そうなると,眉間にしわばかりで
全然楽しくないんじゃないでしょうか?

やっぱりゴールを明確にして
幸せになるということって
どんなことなんだろうか?
幸せってどんな感じなんだろう?
それを夢見ることは
とっても大切なこと
なんだろうと思います。

そして,それを期限を切って
具体的にいつまでにどこまでやるか
それを計画する。そしてやってみる。
その計画と実行って,
けっこう楽しいんじゃないか
そう思います。

もちろん,最初から
詳細な計画など
立てられるはずがありません。
最初は何もわからない中から
アバウトな感じでのスタートです。

最初はアバウトでもOK

でも,その目的,そのゴールを
ある程度でもイメージできれば
それだけでも将来は
明るいですよね。

そしてそのために
自分と約束をするんですね。
絶対,これだけは守る。
何があっても守る。

そういう馬鹿らしいほどの
気持ちの強さ,頑固なほどの
意思の強さというのは
やっぱり必要だと思います。

ただし,人の話を聞いて
いつでも軌道修正ができる柔軟さ
そのような頑固さとは
まったく正反対のものも
当然,必要になります。

まったく矛盾するものを
自分の中に,はらみながら,
でも,やっぱり,
強い意志,願望,覚悟
そういうものは
何かを達成したいという人には
絶対に欠かせないものだと思います。

強い意志,願望,覚悟

約束を守る,何があっても守る。
それが出来なくて,とっても悔しい,
だからその思いを吐き出して
改めて認識しなおして
これからまたリスタートです。

 

ムッシュスカラー

 

PS:約束を守れる人,イコール信用できる人
当たり前ですが,本当に約束を守れる人
とっても少ないような気がします。

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「悔しくて…」への1件のフィードバック

  1. >何時に終わるか明言できない人を
    >信用することはできませんし,
    >一緒に仕事をしたいとも思いません。

    ここは、私の一番の課題です。
    「確実にできることをコツコツと」いう様に、
    慎重になっていると、次のレベルに進めません。
    求められているラインに到達できていない今であれば、
    失敗を恐れず、大きく一歩踏み出していくしかないかなと思っています。

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