
先日,聞いていた
インターネットの
インタビュー番組で
わりと若い女性のお話で
こういうのがありました。
私は,とにかく,精一杯
はたらきたかったんです。
だから,会社を辞めました。
えっ?働きたかったら
会社を辞めたらあかんやん。
これだけ聞いていると
何か変な感じでしょ。
会社に勤めている方が
精一杯働けそうじゃないですか?
その方のお話では,
こういう経緯なんだそうです。
東日本大震災の経験
この方は東北地方の方で
東日本大震災を経験されたそうです。
自分の周りの多くの方が
一瞬にして,命を
奪われてしまったんだそうです。
その中には,
これから社会のために
みんなのために,
精一杯働くんだ
そう言っていた友人たちも
いらっしゃったそうです。
そういう素晴らしい人達の明日が
一瞬にして奪われてしまった。
そして,自分は助かった。
その素晴らしい友人たちが
話していたように,
そして,その人たちの分まで
自分は世の中のために,
人のために,精一杯働きたい,
改めてそう思われたんだそうです。
友人の分まで精一杯働きたい
で,その思いが実現できそうな
やりがいを感じられると思った
大きな会社に就職されたのだそうです。
で,その会社で働く中で感じたことが,
冒頭の言葉につながります。
そして,いざ,
大きな会社で働いてみると
みんながみんな,
精一杯働いているわけじゃない。
むしろ,収入が安定していると
できるだけ楽をしよう,サボろう
そんな人がとっても多い,
そう感じたんだそうです。
収入が安定すると人はサボる?
震災であっという間に
命を奪われた友人たちの思い
精一杯,世の中にために
精一杯,人のために
これから働きたい
そう思いながら亡くなった
素晴らしい友人たち
それに比べてこの人たちは
いったい何なんだろう?
そんな怒りというか
疑問の気持ちでいっぱいに
なってしまったんだそうです。
こんな人たちと一緒の所で
人生の多くの時間を
過ごしていくのは嫌だ,
こんな人たちと一緒はいやだ
そう思って,辞表を出して
会社をやめたんだそうです。
もちろん,安定した収入や
社会的な信用を失うというような
リスクについては
十分に考えたうえです。
今は,自分が納得できる仕事を
起業されているそうです。
一口に会社を辞めるといっても
本当にいろんなケースがあります。
今回のようなケースは,
私のような人間から見れば
ある意味,かなりうらやましいです。
それだけの勇気をもって
実際に行動できたこの女性に
エールを送りたいですね。
素晴らしい行動力にエールです
自分自身,これまで
長い会社勤めの中で,
「こんなのおかしいじゃないか?」
そう思ったことは一度や二度ではありません。
おそらく,会社勤めが長いかたは
多かれ少なかれ,どなたも,
あるんじゃないでしょうか?
その時にどうするかですね?
自分の理想に従って,
会社を飛び出せる方は
そう多くはないと思います。
ただ,高齢になれば,
嫌でも会社とは縁が切れるときが
必ずやってきます。
それからの人生を
どうするかは,今,ようやく
考えているところです。
会社とは必ず縁が切れるときがくる
定年後は,残りの人生ではなく
新しい人生の出発と考えたいですね。
自分は何者か?何をしたいのか?
ちょっと前から考えていますが
まだ,「これです!」
とお示しできるものがありません。
このブログも,それを探すための
一つの手段です。
こうやっていろいろと
書いているうちに,
自分の本当にやりたいことが
もしかして見えてくるかなと
思っています。
あなたも,自分は何者なのか?
本当にやりたいことは何か?
そんなことを考えるのは
決して無駄ではないと思います。
若いかたも,こういうことを
しっかりと考えてみるのは
とっても良いことのように思います。
あなたも考えてみてはいかがでしょうか?
ときには,少し時間をとって
自分について見つめてみると
いいんじゃないでしょうか?
ムッシュスカラー
PS:昨日は,一週間の疲れが出たのか
夜は早く寝てしまって,
ブログ更新ができませんでした。
書く時間を固定するなど,
これから考えていこうと思います。
PPS:ご意見,ご要望等は以下の
お問い合わせフォームからどうぞ。
文化祭など定期的に大きなイベントがあった学生時代と比べると、
社会人は目まぐるしく時間が過ぎていくように感じます。
一年前、自分が何を悩んでいたか覚えていますか?
私は、月に一度、振り返りを書いています。
仕事が大変だとか、何か目標を達成できたとか。
今は、目の前のことをただ一生懸命に取り組んでいますが、
将来、それらを見たときに
「この時は、本当に一生懸命だった」
「こんなに小さなことで悩んでいたっけ」
「今も昔も変わっていないな」
と卒業アルバムを見るときの、懐かしくもあり、
自然と微笑んでしまうような温かい気持ちで、
成長を感じ、将来について考える日を自分は楽しみにしています。